コンテンツ制作のポイント
ネット上では簡単な操作でさまざまなサイトを見ることができますが、ユーザーは訪れたサイトを隅から隅まで注意深く見るわけではありません。
ほとんどは、主な内容にざっと目を通して、気になる部分だけに注意を払います。欲しい情報がすぐに見つからなければ、ボタンひとつで他のサイトに移動してしまいます。
ですから、コンテンツを制作する際には、全体のデザイン、コンテンツ構成、バナー画像や文章の配置などを効果的に行い、ホームページ上でのユーザーの視線の流れをコントロールして、企業・事業主の狙うコンテンツに誘導する必要があります。
ユーザーに敬遠されやすく、あまり大きな意味を持たない表現には、以下のようなものがあります。
自己満足な表現は嫌われる
以前、お客さまのサイトで、「当社の...は、他とは違う!」と書いたバナー画像を設置していたものがありましたが、問い合わせがまったくなかったそうです。
web cubicでコンサルティングをお受けするようになって、「このバナーを外して、コンテンツ構成・デザインも見直しましょう」と、アドバイスをさせていただきました。
その後、アクセス数とページビュー数も伸びて集客・売上も増加していき、ホームページからの集客が現在では全体の40%程度を占めるそうです。
他社との違いを強調してPRしたいお気持ちは分かりますが、あまり「当社は...当社の製品は...」と主張しすぎると、品がなく、いやらしいイメージをユーザーに与えかねません。
実際に違いを判断し、商品・サービスを利用するのはユーザーです。ユーザーにストレスを感じさせないコンテンツ制作を行うためには、自己満足のコンテンツ制作や表現は避けなければなりません。